片岡球子
2009年 05月 24日
先週、片岡球子さんの絵画展@日本橋高島屋を鑑賞しに行きました。
片岡さんは昨年(一昨年かも)103歳で亡くなられた画家で、代表作は富士、火山、面構えなど。
力強い線と鮮やかな色使いが特徴で、非常に大胆な絵を描かれる方です。
富士はいくつも描いてらっしゃるのですが、今回展示があった中で私が特に心を引かれたのは、『田子の浦に うち出てみれば …』という有名な歌をモチーフにしたもの。
球子さんの絵を見るまで、私はこの歌についてなんとなく漠然としたイメージしかなく、田子の浦から見た富士に雪が積もっていたのね、ふーん…というあっさりした感想しか持っていませんでした。
が、彼女の絵を見て、思わず『ああ!』 と膝を打つような気持ちに。
私はそれまで田子の浦に『うち出てみれば』の部分をいい加減に飛ばして歌をイメージしていたようで、いわば静止画が頭に浮かんでいたのです。
けれども、彼女の絵は、さっと突然視界が開けたかのような絵で、ああそうか、田子の浦にうち出てみたからこそ、雪を積もらせてる富士が目の前に現れたのか、と目からウロコ状態なり、一人絵の前でにやけてしまいました。
だってなんだか嬉しくなってしまったのですもの~。
絵画展、多分今週いっぱいだと思いますが、日本橋に用がある方、ぜひいらしてみて下さい。
かなりのオススメです。
片岡さんは昨年(一昨年かも)103歳で亡くなられた画家で、代表作は富士、火山、面構えなど。
力強い線と鮮やかな色使いが特徴で、非常に大胆な絵を描かれる方です。
富士はいくつも描いてらっしゃるのですが、今回展示があった中で私が特に心を引かれたのは、『田子の浦に うち出てみれば …』という有名な歌をモチーフにしたもの。
球子さんの絵を見るまで、私はこの歌についてなんとなく漠然としたイメージしかなく、田子の浦から見た富士に雪が積もっていたのね、ふーん…というあっさりした感想しか持っていませんでした。
が、彼女の絵を見て、思わず『ああ!』 と膝を打つような気持ちに。
私はそれまで田子の浦に『うち出てみれば』の部分をいい加減に飛ばして歌をイメージしていたようで、いわば静止画が頭に浮かんでいたのです。
けれども、彼女の絵は、さっと突然視界が開けたかのような絵で、ああそうか、田子の浦にうち出てみたからこそ、雪を積もらせてる富士が目の前に現れたのか、と目からウロコ状態なり、一人絵の前でにやけてしまいました。
だってなんだか嬉しくなってしまったのですもの~。
絵画展、多分今週いっぱいだと思いますが、日本橋に用がある方、ぜひいらしてみて下さい。
かなりのオススメです。
by mamecan10
| 2009-05-24 22:21
| 日々のろのろ